19. 発表会

 11月9日、近江楽堂で門下生の発表会を行いました。私のところでは1年半から2年おきに発表会を行っています。今回は昨年3月以来、1年8ヶ月ぶりで、16人の生徒さんが参加しました。初出場以外の方には、前回と違う国の作曲家の作品を演奏しましょう、ということにしました。


 しかし、16人の作曲家を揃えることは難しく、3部構成にしたので「1部に1バッハ」にしました。あまりマイナーな作曲家の曲を選んでも、結局面白くありませんから。また、今回は全員ソロということで、初めての試みとしてイタリアンとフレンチの2台を使いました。イタリアンではカベソン、ファーナビー、スヴェーリンク、フレスコバルディの作品が演奏されました。会場では楽器がよく鳴っていました。ただ、2台使うと調律が大変で、調律をお願いした太田垣さん(久保田工房)にはご苦労をおかけしました。


 私の生徒さんは皆さん社会人です。忙しいお仕事、家事、育児の間をぬって練習しています。なかなか練習時間が取れず、本番に間に合うかどうか心配な人もいましたが、皆さんなんとか弾ききりました。人前で演奏するということはとても集中力、精神力のいることです。音大を出ていない方が半分ぐらいいらっしゃるので、そういう方にとっては尚更大変だと思います。でも、それに挑戦することは素晴らしいと思います。


 アマチュアとはいえ、人前で演奏するということは聴衆と時間を共有することですから、独りよがりの演奏にならないようにと注意しています。皆さん、音楽と真摯に向き合う姿勢が感じられました。聴いていてゾクッとする感動を覚えた演奏もありました。


 また、毎回、曲目解説を参加者自身に書いてもらっています。これもとてもいい勉強になると思います。


 今回は参加できなかった方、また、夏ごろから始められた方もいるので、次回はさらに大所帯になるかも!? 大掛かりな発表会は準備にも時間を要するので、その間に我が家のスペースでミニ発表会を行うことも考えています。


2008.11.10