54.発表会 2013

10月27日、要町の Space1F で発表会を行いました。台風27号の動きが遅く、数日前にはこの日が大荒れになるという予想だったのではらはらしましたが、無事に通り過ぎて好天に恵まれました。

 

今回はエントリーして準備していたものの都合で不参加になった方が3人いて少しこじんまりした感じになりましたが、充実したプログラムでした。いつも同じ作曲家や国、時代があまり重ならないように工夫しますが、生徒さんの方からあまり知られていないけども重要な作曲家の曲を弾きたいという希望が多くなってきて、特に17世紀のものに興味を持ってくれるのは嬉しいことです。

 

発表会前に集中的にレッスンをする時間が取れそうもなかったので早めに仕上げておくようにした結果、1つの曲とじっくり向き合うことが出来たと思います。

 

自分が出したい音、やりたい表現を本番で実現させるのは難しいですが、それが随所に見られて思わず聴き入ってしまい、曲の中に入り込めた演奏も多かったです。

 

反省点としては、譜面の作り方、めくり方でしょう。

レッスンではまだ譜面を作っていなくてレッスンとは違う譜面(コピー)を使ったり、最後のレッスン後に台紙をつけたために譜面がうまく開かず、「これは譜面が落ちるかも」と思って、落ちたら走って拾いに行こうと思った場面がいくつかありました。

また、曲の途中でめくらなければいけない場合のめくり方、組曲などでは曲と曲の間のめくり方も気を付けなければならない点があると感じました。これらは本番をやらないと出来ないことなので難しいですが。

 

打ち上げでは皆さんの意欲が語られました。私の生徒は音大出身で子育てがひと段落した方が多いので、「これを弾きたい」という夢の曲を今のうちに弾くことも良いのではないかと話しました。年齢を重ねると自分のことだけを考えるわけにいかなくなり、身動きが取れなくなる状態になることも多いので。私自身、5~6年前にオルガンの大曲に無謀にも挑戦させてもらい、「あの時に挑戦しておいて良かった」と感じています。

 

チェンバロは1曲を仕上げるのに時間がかかり、発表会を年に1回やると常に発表会に追われている感じになってしまうし、次は通奏低音を集中的に勉強するので次回はいつにするか難しいところですが、1曲を仕上げて大きな会場でなくても人前で弾く場を作るのもいいかな、と思っています。

 

                              2013.10.28