56.通奏低音を弾く会

1月26日、通奏低音を弾く会を行いました。

今回はソロ奏者にリコーダーの安井敬さんと、ヴァイオリンの高田あずみさんをお迎えし、トリオソナタもやりました。

 

アンサンブルをするにはそれまでの準備に時間がかかります。数字はみなさんだいたい読めますが、右手の和音を書かないで弾ける人は数人です。ですからまず右手の和音を書いてもらいます。実際に和音をつけると連続5度ができたり、和音があちこちに飛んで一貫性がなくなったり・・・。その添削に2~3回かかります。

それが出来ても、ただ和音を弾くだけでは曲になりません。アルペッジョの速度や強弱の付け方等を考え、事前に私がメロディーをオルガンで弾いて生徒さんが通奏低音を弾くということをやりました。しかしどうしても左手と右手が分離してしまう(左手は旋律を弾き、右手は和音を弾くだけになり、ひとつにならない)ことが目立ちました。

 

実際に合わせると旋律楽器の表情に合わせて弾くということが難しいことを痛感しました。例えば同じ四分音符で書いてあっても、場面に応じて長さや重さは変わってきます。それをチェンバロで表現するには、タッチが重要になってきます。ソロのレッスンをしているときには見逃しがちだったタッチの「癖」を見つけることができました。

 

また、ヴァイオリンと通奏低音の左手だけを弾くということもやりました。2小節のフレーズの中にも色々な表情がありますが、ヴァイオリンと一緒に弾くとそれがすごくわかるので、とてもいい勉強になったと思います。

 

課題は色々とありますが、回を重ねるごとに少しずつアンサンブルらしくなってきていると思います。皆さん、自分の番だけでなく、他の方の演奏も熱心に聞いて楽しんで勉強している様子がうかがえました。

 

次回の発表会(時期未定)では、アンサンブルを中心にすることを考えています。

 

長時間お付き合いくださった安井先生、高田先生、ありがとうございました。

 

                               2014.2.3