64.発表会 ”アンサンブルの愉しみ”

3月28日、発表会”アンサンブルの愉しみ”を行いました。

生徒たちが通奏低音を弾き、ソロ楽器はプロの方にお願いしました。今回はリコーダーの安井敬さん、ヴァイオリンの高田あずみさん、ヴィオラ・ダ・ガンバの福沢宏さんをゲストにお迎えしました。


通奏低音の勉強はそれぞれずっと続けています。ソロのレッスンをしていると、数字で説明したいことも多々あります。例えば4から3への解決や、7の和音の響きなど。そして左手の重要性です。ピアノを長く勉強してきた人が多いので、最初はどうしても「左手は伴奏だから弱く」という弾き方になってしまいますが、通奏低音をやることによって、左手が音楽の流れや骨格を作るということがわかってきます。


リハーサルは1~2回しかできず、最後までうまく合わせられなかった部分もありましたが、何度かやっていくうちにだんだんと呼吸が合っていき、「他の奏者と音楽を共有する愉しみ」が見つけられたように思いました。


本番はリハーサルより良かったです。皆、音楽と真摯に向き合っている姿勢が伝わり、演奏が自己満足ではなく、聴衆の方々に届くものだったのが印象的でした。

ソロで参加した4人も作品としてきちんと仕上げられたと思います。


最後にはゲストの3人と私の4人でテレマンのトリオソナタを演奏しました。このメンバーで演奏するのは久しぶりでしたが、楽しかったです。


終演後、1時間ほど茶話会をしましたが、皆さんの笑顔が素敵でした。長く通っている生徒さんが増え、ご家族の問題を抱えながら勉強をしている方もけっこういます。そういう日常の中で、音楽が光になればいいなと思っています。








                                      2015.3.29